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バンクーバー学校訪問記

6月の第1週は、バンクーバーで年に一度のNAFSA(世界最大規模の国際教育学会)が開催されました。ACEJ スタッフは、学会に参加するのと同時に、バンクーバー市内の語学学校を訪問しました。バンクーバーでは、アイスホッケーのスタンレーカップという大会の決勝戦に、地元のカナックスが出場しており、街全体はもちろん、語学学校のスタッフの方々も非常に盛り上がっていました。そんな中で今回訪問した語学学校についてレポートします。

6月2日(木)
King George International College(KGIC), Vancouver
King George International College、通称KGICはスカイトレインのウォーターフロント駅から徒歩で約20分歩いたところにあります。もちろん、バスも通っていますが、道が平らですので、バンクーバーの街並みを楽しみながら歩いていくとあっという間に到着してしまいます。訪問当時はあいにくの雨でしたが、スタッフの方たちが暖かく迎えて下さいました。校舎は改修工事を終えたばかりということで、緑を基調としたとてもおしゃれな作りでした。KGICは学生の皆さんの国籍の多様性が特徴ですが、私が訪問したときはちょうど登校の時間と重なっていたので、世界各国から留学生が集まってくる様子がとてもよくわかりました。学校周辺は一軒家やコンドミニアムが立ち並ぶ場所で、落ち着いて勉強する環境としても最適です。また、レストランやカフェも多いので、現地で出会った日本以外からの留学生と食事やお茶に出かけるのもよいと思います。

 
<KGIC校舎入り口>                <フロントデスクにはいろいろな国の出身の
                                スタッフがいます。>

KGICの魅力:得意をさらに伸ばして、苦手を克服する授業
KGICの授業は英語の4つのスキル(読む/聞く/書く/話す)別にクラスのレベルを分けるので、得意な分野は高いレベルのクラスでより強化し、逆に不得意な分野はややレベルを下げて弱点克服を目指すことが出来ます。また、Academic Progress Advisorという専任のスタッフの方が常駐しており、自宅での学習方法や授業への取り組み方などをサポートする体制も整っています。Academic Progress Advisorの方は日本人の方ですが、学校はEnglish Onlyのルールがありますので、相談する時も英語で話をしなければなりません。


<実際の授業も見学しました>

KGICはスタッフの方たちは、ホスピタリティの精神がとても高く、学校全体で留学生の英語学習や日々の生活を盛り上げていこうという姿勢がよく出ています。そんな姿勢が学生の皆さんにも伝わるのか、KGICのTシャツやいろいろなグッズを帰国の際のお土産にされる学生の方たちも多いそうです。  


International Language School of Canada(ILSC), Vancouver>
ILSC, Vancouver 校はW. Hastings StreetとRichard Streetが交差する地域に5つのキャンパスを構える大規模校です。2011年夏休みの総学生数は1600人を超えるそうです。ちょうどお昼休みの時間に訪問しましたが、通りには昼食を食べに出かける途中の学生の方たちが多くいました。キャンパス間の移動は徒歩で5分くらいですが、昼間は大学のキャンパスのような賑わいを見せています。

<左:日本人スタッフの若林さん:バンクーバー歴は15年以上だそうです。>
<右:ILSCのスタッフルームです。休み時間は相談に来る学生でいっぱいになるそうです。>

ILSCの魅力:学生の皆さんとってはもちろん、スタッフにとっても居心地よい場所
今回、キャンパスを案内して頂いた若林さんをはじめ、ILSCには10年以上働いているスタッフ、教員の皆さんがたくさんいます。校舎の内装から手作り感を強く感じることができ、大規模な学校であること忘れるくらい居心地がよかったです。これは長い間ILSCで留学生を見守ってきた息の長いスタッフの皆さんのおかげであると強く感じることができました。ILSCはカナダをはじめ、アメリカ、オーストラリアにもキャンパスをもっており、国をまたいで留学生活を送る留学生も増えてきているそうです。そんな壮大な留学生活の相談にはもちろん、スタッフの方たちは親身になって乗ってくれるはずです。


Language Studies Canada (LSC), Vancouver
ILSCから徒歩で約10分程度の場所にもう1つお勧めの学校があります。LSCの学生数は500名程度ということで、中規模の学校になります。薄い黄色を基調としたキャンパスの中はちょうど授業中ということもあってか、非常に静かで勉強に集中するには最適な環境だと感じました。今回、学校を案内してくださった日本人スタッフの小池さんもこちらからの質問に真摯に答えてくださり、学生の皆さんには頼りになる存在です。


<日本人スタッフの小池さん>

LSCの魅力:日本人割合が少なく、英語漬けで学べる環境
訪問した際にフロントデスクにいた学生の英語力の高さに非常に驚きました。てっきり、教員の方かと思っていましたが、小池さんいわく、年々高い英語力をもった学生が増えてきているということです。現在、サウジアラビアや南米の学生が多いということですが、皆さんスピーキングの力がとてもあります。間違いを恐れずにコミュニケーションをしていくという姿勢は日本人の学生の皆さんも大いに学ぶ点が多いようです。日本人学生の割合は今のところ少なく、全体の約3~4%ということでした。このような環境は短期間でもモチベーションを高くもって、真剣に英語を勉強されたい方には是非お勧めです。


<コンピュータールーム(左)/休憩スペース(右):休み時間にはいろいろな国の英語を聞くことができます。>


6月3日(金)
TAMWOOD International College
前日の雨模様のお天気とは打って変わって、この日のバンクーバーはとてもよく晴れており、街の中を歩いて移動するのがとても気持ちよかったです。有名ブランドや有名ホテルが立ち並ぶ通りを抜けていくと、本日の1校目TAMWOOD International Collegeが見えてきました。この学校のすぐ下はオーガニック食品のスーパーになっており、昼食やちょっとしたおやつを買うのにも最適な場所です。
この学校に入って最も驚いたのは、ヨーロッパからの学生が非常に多いことです。今回案内をしてくれたSantiagoさんいわく、今やヨーロッパ、特にスイスやドイツの学生が増えてきているそうです。日本人の学生の皆さんも少し姿が見えましたが、ヨーロッパや南米の学生の皆さんが非常に目立ちました。ヨーロッパや南米の学生の皆さんはコミュニケーション力が非常に高いので、スピーキングの力を伸ばしたい日本人学生の方はこのような環境にチャレンジすることをお勧めします。


<学校の中にはビリヤード台などもあり、学生同士の交流が盛んです。>

TAMWOOD International Collegeの魅力:充実したインターンシッププログラム
カナダにワーキングホリデーで滞在する学生の方たちも多いですが、TAMWOOD International Collegeで力を入れているのが、インターンシップのプログラムです。この学校の充実したネットワークを使ってバンクーバー市内の様々な企業や団体を学生の皆さんに紹介することができるのが大きな魅力です。ヨーロッパからの学生の中で英語力の高い方たちは英語研修のプログラムをつけずに直接インターンシップに申し込まれる方もいるそうです。インターンシップはお給料が出るもの(有償)と出ないもの(無償)がありますが、Santiagoさんいわく、企業のオフィスなどで将来につながる就労経験を積みたい方は無償のインターンシップの方が受け入れの門戸が広がるということです。したがって、インターンシップをしたい方はお金よりも経験を重視して予定を考えて頂きたいということでした。


<TAMWOOD International Collegeのスタッフ皆さん:日本人スタッフのKazuさんは英語の勉強法も指導してくださいます。>


Vancouver English Centre(VEC)
TAMWOOD International Collegeから歩いて約15分程度の場所にVancouver English Centreがあります。周辺は住宅やレストラン、カフェなどがあり、とても落ち着いた場所になります。また、学校から少し歩くと映画館や洋服のお店などが立ち並ぶとても賑やかな通りになります。学校は半地下の1フロアをVancouver English Centre が使っていますが、中に入ると教室、カフェテリア、コンピュータールームなどがあり、とても広く感じることができます。日本人スタッフの山田さんは学校を案内してくださる時もすれ違う学生の皆さんに声をかけるなどとても明るい方でした。山田さん以外にも日本人スタッフの方がいますし、学校のスタッフの方たちの国籍も様々でした。私が訪問したときはちょうどセッションの最終日ということで学生の皆さんは試験の結果を待っている最中でした。

 
<左:日本人スタッフの山田さん とても明るい方でした!>
<右:VECのコンピュータールーム:いろいろな国の学生が集まっています。>

VECの魅力:チャイルドケア&シニアケアプログラムでホスピタリティを学ぶ
VECでは一般的な英語のクラス以外にも、チャイルドケアやシニアケアのプログラムも提供しています。チャイルドケアのプログラムでは市内の幼稚園でスタッフの一員として子ども達と遊んだり、食事や身の回りのお世話をする体験をします。シニアケアでは市内の介護施設などで入所されているお年寄りの皆さんとお話をしたり、簡単な食事のお手伝いをしたりします。多くの留学生の皆さんは英語を学ぶことが第一目的であると思いますが、チャイルドケアやシニアケアのプログラムなどでコミュニティの一員として英語を使って人との繋がりを作るのは貴重な体験になります。ただし、このようなプログラムに参加するには中級程度の英語力が求められますので、日本にいる時から英語の勉強をしっかりしていくことが大切ですね。


☆これから留学をお考えの皆様へ☆
バンクーバーは気候も非常にマイルドで都会の雰囲気と自然が融合した素晴らしい都市でした。日本食や日本のスーパーなどもあり、日本人留学生の皆さんには人気が高い都市です。安全な環境でいろいろなことにチャレンジできるので、貴重な留学生活を実りの多いものにすることが出来ます。ただし、日本人の学生の皆さんはシャイな方多く、自分から発言することや質問をすることが苦手な方が多いというのは、今回訪問した学校のスタッフの皆さん全員がおっしゃっていることでした。留学は今までの自分の殻を破り、新しい自分を発見する大きなチャンスです。英語の間違いは気にせず、積極的にコミュニケーションを取る姿勢を日本から身につけていくことが大切です。そうすれば皆さんの留学はきっと素晴らしいものになるはずです。

ご興味を持たれた方はACEでの英語体験をぜひ考えてみてください!
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バックナンバー

2011年4月:Montana State University
2011年03月:ILSC Australia
2011年02月:KGIC(キングジョージインターナショナルカレッジ)

2010年10月:Studio Cambridge

2010年09月:シアトルパシフィック大学訪問記